ダンスなんかさせて馬鹿じゃん?学校教育には「お金」に関する教育を導入すべき
少し前ですが文部科学省が「ダンス・武道の必修化」を宣言しましたね。
個人的に思います。はっ?なんでダンスなん?馬鹿じゃん。
勘違いして欲しくないのは「ダンスという分野に価値がない」こういうことを言っているわけではないということ。
ボク自身ダンスが得意な友人やダンサーを特殊技能として非常に尊敬してるし。
経済観点で見たときも、EXILEやダンススクールや大きな経済効果を担ってる。
しかし、、、それをなぜ必修化するのっう話です?
ちなみにボクは剣道部です。結構頑張っていてそこそこの大会も出ていました。
なんなら部活当時は本気で全国大会に行きたいなどと朝練などを重ねていました。
そしてボクたちの学校には武道が必修化されていたのです。
そんな授業はどうだったでしょう?
まあ一般生徒のモチベーションは鬼低かったですね。
経験者もなぜこんな授業あるのだろうと本気でだるいと思ってました。
そうです。要するに必修化したところで、結局ダンスという分野で社会に価値を提供するのは必修なんかされなくとも自分の意思でダンスを始めた人たちなのです。
そして大半の生徒は人生になんの関係もない科目を無駄に履修させられるわけです。
▼中学生の科目別履修時間
▼高校生の偏差値別学習時間
文科省のデータにると主要科目の学習時間は年々減少しています。
そんな基本教育の時間すら満足に確保できていない中でこんな教科をいれるなんて正気の沙汰じゃないよね。
はっきりいうけど。本気でダンスを志す生徒にも関係ない生徒にも両方の視点で人生に何の役に立ちませんと断言できるよほんと。
せいぜい同窓会の思い出になればいいほう。
そんなくその役にも立たない取り組みをやっている文科省は本当に偏差値優秀な官僚なのか?と疑いたくなる。何かしらみえない力が働いたとしか思えないんだよね。
■本当にすべきなのは「お金」に関する教育じゃないの?
そんな中ボクが本当にすべきことは「お金」に関する教育です。
少し難しい言葉を使うなら「金融経済教育」です。
お金はダンサーになりたい人もプロの絵描きになりたい人も自分の夢を実現するために必ず必要になります。
又、大学生から社会人になった学生は必ずお金のギャップに苦しむことになるのです。
今の学校教育は、以下の3段論法です
①頑張って勉強する→②いい大学に入る→③いい会社に入る
しかしお金に対する考え方や増やし方は一ミリも教えてくれません。
なんならベニスの商人に代表されるようにお金へ稼ぐこと=「悪」のように道徳の教科書には書かれています。
※ベニスの商人とはシェークスピアの小説のこと。
いじわるな高利貸しとまじめな事業家の対立、結果的な事業家の勝利という勧善懲悪ストーリー。
しかし幸せになるには少なからずお金は必要です。
まして壮大な夢をかなえるに100%必要です。
なのに6歳~18歳までの期間に教えられるのは
①頑張って勉強する→②いい大学に入る→③いい会社に入る
これだけなんです。
お金に関する知識、リスク、ビジネスの発想などをしっかりと教育されていれば自身のキャリア選択の幅も広がり、妙な金融商品などで損をすることもなくなる。
なんならそもそも学費ローンや奨学金を使ってまで大学に4年間いかないほうがいいんじゃない?という合理的な選択もできるしね。
ダンスなんかなんのためにやるかわからない科目よりこっちを必修化すればいいのにね。
ボクが総理大臣になったら確実にこれを必修化するね。
ふむ。今回もボクの知的好奇心を満たす事案だね。
何をしている?早く準備したまえワトソン君。出かけるぞ!